南阿蘇村二人旅

母と二人で、旅に出ました。 行先は、最近テレビの取材があった【カフェティッペル】、宿泊先は【ペンションホラホー】 母は、10年以上前に泊まったことがあり、僅かながら記憶しているようでした。 料理も前に食べた時と全然違う気がする・・・と言いました。さすが、食に関する記憶はまだ衰えていないようです。

本編）
旅は昼間から飲みたいもの。 だけど車で行くと、ノンアルコールしか飲めなくて・・・

なので南阿蘇村に着いた途端に、ペンションホラホーへ寄りまして、温泉チケットを頂きます。 とっとと温泉に入って戻って来て、ティッペルでゆっくりしよう、という考え。
で、村営の温泉に行ったのですが、女性の脱衣所で、床に倒れている高齢の女の人が・・・
え？なに？周囲の人も心配そうにみているだけなので、思わず倒れている人に声をかけました。
「大丈夫ですか？」
小さい声で、「大丈夫です」
え～～？全然大丈夫じゃなさそうなんですけど・・・ほぼ裸だし・・・ でも、横になる長椅子も無いし、受付の人に言っておこうといったん脱衣所を出ます。
「女性の脱衣所で倒れてる人がいるんですけど・・・」
「はい、聞いてます」と。
なんだ、知ってるのか・・・でも、気になる。
冷たい水を1本買って戻り、倒れている女性に「首のところを冷やしてください。飲んでも良いですよ」と渡した。 脱衣所はとても暑く、扇風機も固定してあるので役に立たなかった。
水を渡したら、「ありがとうございます」って手を動かした。
「さっきより気分は良いですか？」と聞くと「はい」と。
ほっとして、自分も温泉へ。
この前なら、まいちゃん、ふなっち、よりこさんと医療職が揃っていたけど～ 私ができるのは、湯あたりかな？と想像するくらい

温泉はぬるぬるして気持ち良かったけど、天気はどんより。露天風呂からも、山はあまり綺麗にはみえない。 お風呂から出ると、もう脱衣所に誰も人はおらず、改めて一安心。 さて、ティッペルへＧＯ！！ 風呂上がりのアイスコーヒー（ドイツビール）は最高ね！ もう一杯！と言いたいところだけど、晩御飯が待っているので、一杯のみでお暇する。

ペンションホラホーの部屋に戻り、しばし休憩。18時半の夕食を待つ。

てっぺーシェフの料理は、ほんとに柔らかく優しい味なのだ。 素材も腕も良いのでしょう。
有機栽培の赤ワインをちびちび飲みながら食べる赤牛の赤ワイン煮、最高！！
私、完食で、もう動けません～ と、思っていたら、「ナイトハイクへ行かれる方は、20時に玄関前にお集まりください」とオーナー夫人なおちゃんの声。
え～～～？？こんなにお腹いっぱいなのに、このあと山登りをする人もいるんだ・・・と感心。
草千里までてっぺーシェフの車で行き、そこから山へ入り、宿に戻るのは23時らしい。
無理無理！私は飲んでる方を選ぶよ（ー▽ー；
阿蘇次郎おっちゃんの「ビールサーバーがあるよ」との誘いについまた飲んでしまう・・・でも、グラス一杯で限界！お腹がはち切れる～～！人間ドック前なのに～～～！

母と二人なので、22時前には就寝。
あれ？こないだのＡＲＣ合宿でも22時前就寝だった・・・ん？体内時計問題？

ホラホーは、床暖房が入っていて、とても暖かかった。
山登りの人達は、大丈夫かな～と話しながらいつの間にか寝ていた。 Zzz

そして、ホラホーは、朝食も抜群に美味しいのだ。

パンの蓋を取ったらスープが入っているとこを想像してみてください。
嬉しくてたまらないですよ。白ソーセージは、ナイフで切れ目を入れて皮を剥いで食べるのですが、切り方が下手くそでしたね、我ながら。母の分は、最初から皮を剥いでもらっていました。 ありがとうございます。

宿を後にし、どこに行くわけではなく、帰り道を走っていたら、「からいもフェスタinおおづ」の看板があちこちに。
看板につられて行ってみたら、ホンダ熊本工場の広い敷地を駐車場に、そこから芋ほり会場、イベント会場をシャトルバス運行している一大イベント。ちょっと行っただけなのに、昨夜の雨で靴はドロドロ。長靴で来るべきイベントでした。

一泊でしたが、有意義な休日を過ごしました。おしまい。