夜警にランタン

地域の子ども会行事、「夜警」に参加しました(^ω^)

火の~用心~♪♪と言いながら、歩き廻るアレです。

よく消防団が車で「こちらは○○市消防団です。大変空気が乾燥しております。火の元には十分ご注意ください。」とアナウンスをしながら周っていますが、こちらは言ってみれば昔ながらの<火消し>のようなもの。

ひの~ようじん カンカン(拍子木の音)マッチ一本火事のもと~カンカン

と言いながら、ご近所を廻ります。

手に持つのは、ランタンと蛍光塗料の塗ってある警棒。田舎の真っ暗な夜道には欠かせません。

子供会の行事となってはいますが、参加した子供は10人くらい。大人が10人以上。

夜警をしながら、父兄の作ったお赤飯と来年の干支にちなんで酉のさげもん(人形)を高齢者のお宅へひとつずつ配って廻りました。

夜によその子がピンポ~ン!とチャイムを鳴らし訪ねて来るのが珍しいのもあってか、高齢者にはとても好評。寒い中、玄関に出て待っておられたり、「寒いけん、上がって行かんね」と子供に言われたり。ありがとう、ありがとう、と何度も頭を下げられたり・・・良い経験をさせてもらいました。子供たちも、感謝されて嬉しかったと思います。

大人が皆、手に持っていた「ランタン」なのですが、小学校低学年と思われる一人の男の子が、「おじちゃん、ランタンって元素でしょ?」と行政協力委員の男性に聞きました。行政協力委員の方は、最初この小さな男の子が、なんのことを言っているのかわからなかったようですが、男の子はそれ以上何も言いません。でもすぐに理解されたようで、「あ~、元素、元素!君、よく知ってるな~。元素記号は何番だったかな~」とニコニコされていました。

私に「おばちゃん、ランタンって元素でしょ?」って聞かれなくてよかった~( ノД`)…ホッとしました。

さて、夜警の掛け声ですが、「マッチ一本火事の元~」は、定番ですが、マッチを使わない時代なので、古いようです。

「ライター一回火事の元~」これは、子供たちも乗ってきます。

「父さんタバコの火の用心」これには、子供たちも声を合わせて反応良好。

行政協力委員さんが、「昔は、”母さんカマドの火の用心!”と言ったものだ」と笑っていました。今は、カマドもないので、子供たちはわかりませんね。

暗闇の中、子供たちの声が澄んだ空気に響き渡った1時間でした。

ランタン: lanthanum)は、原子番号57の元素元素記号La希土類元素の一つ。1839年にスイスカール・グスタフ・モサンデルが発見[2]ギリシャ語で「人目を避ける」と言う意味の lanthanein が語源。これは、セリウムの影に隠れてなかなか見付からなかったからである。(Wikipediより抜粋)

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