北上するのは危険なので、指宿温泉でも行かない?と誘ったけれど、
もう家に帰る、という両親。
曇り空の下、高速で帰路に付き、荒尾へ送り届けた。
せっかく2泊の旅行準備をして家を出たのに、何しに行ったんだか・・・、もったいない。
両親と別れ、さ~て、また高速に乗るのもバカらしいし、どこへ向かおうか、と悩む。
とりあえず、旅の達人、あの人の所へ行けばなにか良いアイディアをくれるかも?
と、南阿蘇村へ向かう。
久しぶりに会うペンションのんびり村の「阿蘇次郎」さんは、夏休み前で準備に大忙し、やせてやつれていた。
「お疲れのようですね~」と心配して聞くと、昨晩ここで近隣のペンションのオーナーが集まり、宴会が繰り広げられた模様・・・・
なんのことはない、二日酔いだった。
で、聞いてみた。
「山陰旅行がだめになって、今からどこかへ行きたいんですけど、湯布院なんてどうでしょう?」
「湯布院?あそこは若いカップルが行くとこ。きれいになり過ぎてお宅達には似合わんですばい」
旅行先に、似合う似合わんって・・・
でも、こうやってハッキリ言ってくれるから好きなんです。
この人の「別府でも行ってこんですか。」の一言で別府行きを決定。
「素泊まりで良いんです、外で好きなものだけ食べたいし、ホテルどこが良いですかね?」
の問いにも「西鉄は?ビジネスだけど繁華街にあるし。」この一言でホテルまで決定。
さすがペンション経営者。伊達に歳はとってない。勉強もしている。
で、別府を目指し南阿蘇村を出たのが15時30分。
途中車内からホテルに今日の予約を入れ、湯煙を眺めながら坂の町別府へ。
ホテルには、露天風呂まで備えてあり、朝食も軽食だけど、無料サービスとのこと。
ビジネスなのに申し分無し。西鉄万歳!!
早速、露天風呂に飛び込んでみる。
お~~!誰もいない。大浴場独り占め。景色は見えないけど、すっきりさっぱり。
それから、フロントに教えてもらったとり天が食べられるPUB「仁」へ。
歩いてすぐです。
地元のPUBで飲んだあと、タワーにも昇って、ご機嫌。
しかし、疲れが出たのか、21時にはダウン。