幼い頃山陰地方の片田舎で育ったことのある私は、山陰地方の民謡が頭のどこかに組み込まれているようだ。
そもそも小学校低学年の頃は、こくごやさんすう、しゃかいかの教科書より、小学校唱歌の音符がついた薄っぺらい本が一番のお気に入りだった。毎日のように縦笛(ソプラノリコーダー)を吹いていた気がする。当時、リコーダーなんて言葉は教わらなかった。縦笛だ。
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平成29年6月の梅雨真っ只中の季節、今年は雨不足なのか、雲ひとつない快晴の日、姫路城から山陰地方へ向かう一泊のバスの旅に出た。 そのバスの中、ガイドさんが歌っていた「いなばのしろうさぎ」の唄が頭から離れない。もちろん彼女が歌った唄は、それだけではなく、「貝殻節」「安来節」、他に知らない唄もあった。ただ、旅から帰ってきた今も頭に浮かぶのが、
🎶おおきなふくろをかたにかけーだいこくさまがーきかかるとーそーこにいなばのしろうさぎーかわをはがれてあかはだかー🎶
(2番)だいこくさまのーいうことにゃー・・・🎶
なのだ。
きっと、小学生のわたしは、このうたを歌って吹いて合奏して、を、繰り返していたんだろうな、と思う。もしかしたら、学芸会で披露するような民謡だったのかもしれない。
それほど思い入れがあるような気がする。
子供心に、このなんとも短調で物悲しいメロディは、『うさぎは、ワルイ、悪いことをしたから、こんなひどいめにあうんだ。でも、さいごには、そんなうさぎでも、たすけてくれるひとがいる。』と、勧善懲悪な心を植え付けたのか。【ひと】と言うか、だいこくさまは、大国主命で、神様なのだが。
思えば山陰地方には、いろんな民謡があるもんだ。民謡のふるさとだな。民謡大会の選曲には困らないね。
いま住む地域では、民謡と言えば、炭坑節くらいしか知らない。文化の違いだな。
では、続きはまた週末にでも^_^
ガイドのはなおかさん、懐かしい唄をありがとうございました。
長文の日記、、、傑作でした。
文章力が凄いです。
おっちゃんに褒めらると、背筋が寒くなりました(°▽°)
悪寒?
風邪?
まずい。疲れているのか??わたし。
ニホンゴ ジョウズデス、来月ぜひお会いしましょう。
トーマスこそ、日本語じょうずね!大蛇山の頃に会いましょう!