日常へ

地震が人の生活を変えてしまい、まだまだ途方に暮れている多くの人がいるなか、やっと、最近、ニュース速報に出る地震も少なくなってきたのかな?と、思います。

あとは、道路を作る人たち、水道を直す人たち、の力が、そこに住む人たちに勇気を与え、みんなが日常へと戻っていくのを待つばかりです。

家が全半壊した人たちが、前のように生活できるのは、当分先だろうし、高齢の人たちは、何処か遠くの身内を頼って、住み慣れた土地を出てしまうかもしれないけど、一つのものや事に固執する事はせず、柔軟に考えて欲しいな、と思います。

人は慣れます、どんな環境にも。

今より悪い明日はない。

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避難所への道

職場から同僚と2名で某避難所の支援へ出向いた。主な任務は、清掃活動と炊き出し支援と聞いていた。
2時間弱で避難所入り。早速、他の職場からの班と合流し、引き継ぎを受け、トイレ掃除から!屋内に2か所、屋外に仮設トイレが3か所点在。水は通っているけど、水圧が弱いので、「大」は屋外でしてください、らしい。
屋外のうちの1か所近くに、仮設入浴場が正に今、作られようとしていることろだった。避難所生活が長引くことを示唆している。

屋外に仮設トイレが3か所と言っても、3個ではない。1か所なんて、ボックスが4つある。トイレ掃除も大変。さらに、他避難所からはノロウィルス感染で病院へ運ばれた人が何十人もいるとのことで、保健師さんも掃除の仕方をマニュアル化し、その動きに目を光らせる。保健師さん、理学療法士さん、みんな福島県のベストを着用していた。県職員かな?
掃除メンバー4名で、新聞紙を多量に千切って、トイレの床にまいて、その新聞紙に泡ハイターをスプレーして、ほうきでまんべんなく掃いて、・・・ドアノブから何からノロパンチ!もちろん自分自身が感染源にならぬよう、使い捨てエプロン、使い捨てグローブ、使い捨てマスクの着用を徹底。疑問は残る。自分の靴は?トイレのスリッパは?ま、マニュアル通りに実践。でもね、衛生材料の支援物資はそれほど多くない。使い捨てグローブも使い捨てエプロンも午前の掃除で使い切った。午後なんて、エプロン無しで掃除したけんね・・・(;´・ω・)手袋は簡易的な調理する時ので代用。

マニュアル通りにいかないのは世の常。このトイレ掃除が、午前と午後に行われるわけ。
あとは、炊き出しの支援かな~?と思ったけど、そちらは、地元のボランティアの方々が、お揃いの使い捨てエプロン、使い捨てグローブ、使い捨て帽子、使い捨てマスク、を着用の上で、洗ったり切ったり茹でたり炒めたりされていたので、遠巻きに見ていただけ。

もちろん、我々も、避難者の方がもらい終わった後に、炊き出しを頂きました。
「美味しい~」わけはないよ。「ありがたい」って感情だけかな。
これが2週間も3週間も続くのだから・・・避難生活って過酷だ。
炊き出し支援は、昼食と夕食のみで、朝は、パンと飲み物らしい。

支援物資の仕分けは既にされており、避難所の階段の上下に所せましと並べられていた。もちろん避難者の方は勝手には入れず、そこから我々支援職員が足りなくなってきたものを本部前のスペースに並べるシステム。水はとにかくこの辺のスーパーでは見たこともない商品が全国の地域からたくさん届いていた。意外とお茶は来ないのね。2L入りのペットボトルは届いているけど、500ML入りの個人が直のみできるペットボトルは無かった。欲しいって避難者に言われて探したけど、見つけられなかった。

後は、「アルファ米」と書かれた張り紙のところを探したけれど、白ご飯は既に出払ってしまったのかひとつも無かった。炊き出しが始まっているから、もうご飯は必要ないのかもしれないけど、朝がパンなので、高齢者は、白ご飯があったら・・・って言われていた。「サトウのご飯」はあるんだけど、あれは電子レンジが必要だからね。何しろ電圧が弱くて、置いてある電子レンジは使えないとのこと。お湯はあるから、お湯をかけて15分待って食べれるあの災害食の白飯があったらね、っていうか、あったんだろうね、この張り紙があるってことは。

そして、米袋、精米した生米が多量に届いてあった。
もちろん、被災者の方が作った米もあったと思う。自分の家に置いておけないから、というケースもあるのかな。ただ、ボランティアの炊き出しが始まっている、その人達は、自分たちで食材を調達してくるらしい。
となると、この生米、どうなるのかな?と思った。

インスタント味噌汁はた~くさん届いていた。後は、カップ麺、カップ雑炊、パスタ、カレー、食品以外にも、洗わなくて良いシャンプー、(←もう温泉への送迎が毎日始まっているので不要)、歯ブラシ、綿棒、おむつに下着にナプキン、ほんとに全国の皆さんが、熊本を支援してくれている。

我々は1日、それも朝から夕方までの支援だったけど、他の職場の方は、3泊で来ました、避難所に寝泊まりします、等々。本当に皆さん、ご苦労様です。日帰りするのが申し訳ないくらいです。これは、トップの感覚の差でしょうか。で、3泊の方は、たまたま来られた上司の方から、「自分たちが避難所を運営する立場になった時、何が必要で、何をどうしていくのか、ちゃんと勉強して帰ってきなさいよ!帰ってきたら聞くから」と檄を飛ばされていました。素晴らしい危機管理。支援も勉強。ただ支援に行くという気持ちで来た我々まで、感化されてしまいます。

私の感想としては、避難所にいる人の中に、リーダーがいないと、運営はできません。ま、今回は、炊き出しボランティアリーダーの言うことなら聞くみたいな感じ。ご飯もらう立場だからね。
我々が、「新聞千切るの手伝ってください、掃除に使うので~」と声をかけても、皆さん動きが悪いです。「あんたがやってみせんね」みたいな。新聞千切るくらい、誰でもわかるやろ・・・( ノД`)シクシク…
本部に常駐する村役場の職員はリーダーにはなれません。下手すると本部はクレーム窓口になってますから。避難者は被害者意識が強いので、もちろん被災者です。「あれくれ」「これしろ」「これはどうなっているのか」「早くしてくれ」そりゃ色々な注文が飛んできます。村役場の職員も被災者なんですけどね。避難所生活が2週間を過ぎると、ほんと、我慢の限界が訪れるのでしょう。避難者同士のいさかいもおきます。やはり住民の中から、避難者の中からリーダーが自然発生するのがベスト。同じ地区からの避難所なら、区長さんや自治会長さんがその立場になるのがベスト。ただ、全体をまとめられる人じゃないとだめです。平時と違いますから。場所によっては、1000人超えですから。ある避難所では、「ペットも同伴で良いと聞いた」と、人とペットが共存し、支援物資も人の食べ物とペット用の食料が並べて置いてある、と。他の避難者からは、臭いし、吠えるし・・・とクレームが出ているそうです。お店を想像してみると、ペットの餌は、どちらかと言うと、文房具や生活必需品コーナー寄りに設置してあると思うのですが。
「屋外にテントを組んだので、ペット連れの方はこちらへ」と誘導するも、誰も屋内から出て行かない、そうです。そりゃそうでしょうね。今から梅雨→夏です。外は暑いです。一度屋内の良い環境にペット連れで避難生活しちゃったら、もう無理でしょう。

そして、今回、一番強く思ったこと・・・
避難する際は、ペットを同伴するのが昨今国が勧めるルールです。でも、人が寝食するスペースには動物嫌いな方もいます。実際、他の避難者が連れてきた犬に指を噛まれた、と治療を受けている人もいます。是非、分煙、じゃないや、スペースを区切ってください。「ペット連れの方はテントへお願いします」と言われたら、素直に従ってください。
「国が同伴して良いって言ってるじゃないか!」と強気で言う人がいるようですが、【同伴】と【同室】は異なります。そこを勘違いしないでください。中には、ペットがいるから、子供がうるさいから、と何日も車中泊をされている方もいるのに、何故同じ人間でこうも違うのか、悲しくなります。ペットを飼う人は増えているけど、そのモラルも上げていってほしいです。

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南阿蘇村へ

朝、あまりの晴天に、ふと思い立ち、南阿蘇村へ車を走らせる。
何時に着くかわからなかったが、「博多では、どんたくがありよぉし、みんな、阿蘇へは行かんやろ」という安易な憶測で( ̄▽ ̄)
とんでもない。
崩落した阿蘇大橋と、俵山トンネルのせいで、ミルクロードは、大渋滞。
大津熊本中核工業団地付近から57号線に抜けるのに2時間かかった。

原因は、大型輸送トラックのエンスト?(~_~;)

パトカーと白バイとお巡りさんが2人、片側通行の交通整理に当たっていた。(お疲れ様です!)そこを抜けたら割とスイスイ

でも、踏切を渡り、右折したら57号線を熊本市内方面から、というところで、神が微笑んだ  ・・・・・←(寝ぼけていたのか、ここまで書いて保存してた自分(~_~;)あれ?何が書きたかったのか意味不明)

基。

踏切を渡り、国道57号を、ナビが左折と言った。かつくんは、右折と言う。このまま行ったら大分ばい!と。

よって、国道を左折して少し走り、149号線だったかな?県道に逸れた。そこからが、もう、テレビで見る映像とは別の世界が広がった。古い家屋も新しそうな二階建ての家も、もう住めないよと言ってるみたいにボロボロに壊れていた。

皆さんが片付けに追われている狭い生活道路を通るしかなく、申し訳なかった。

何度かの通行止め、迂回路、を通り、何処をどう来たのか、あの阿蘇大橋へ。ゾッとした。でもここまできたら、ホテルアソシエートの方へ行けるのかな?と思って左折したけどとんでもない。左折したらすぐ、パトカーが行く手を塞いでいた。仕方なく元の道に戻る。また壊れた家屋の木切れを踏んで通過する。どこまでもどったら良いのやら。ナビがあてにならない。南阿蘇村に入ったのに、ぐるぐる回っていることにイライラが募る。

やっともうすぐのんびり村だ!と、思っても、通行止めの看板が道を塞ぐ。山の様に積み上げられた土砂が道路を塞いでいる。歩きなら通れるのに・・・もう辿り着けないかも、と、思った。

でも、あの、お馴染みの長陽パークゴルフ場が目の前に現れた。やっと着いた!と思ったら、また、通行止め。

いよいよおっちゃんに電話。

車の流れに沿って脇道にそれ、集落の中を抜けてきて、と。思い切り鋭角に左折して、いかにも田舎の集落を抜けた。

あった!目の前にティッペルの真っ赤な鱗屋根が目に飛び込んだ。おっちゃんも店長も卑弥呼様まで心配して迎えに出てくれていた。

やっと辿り着いた〜〜!!

いや、その前に、

みなさん元気そうで良かった〜〜!!

被災しているおっちゃんに、コーヒーまで出してもらって、申し訳なかった( ̄▽ ̄)けど、こどもの日が近いのでスーパーで買って持って来た柏餅と、よくあいました(≧∇≦)

まだまだ元の生活に戻るには時間がかかる。

みなさん、身体には十分気をつけて。自分で思う以上に、身体は疲れています。仕事をしていないことを責めたりせず、ゆっくりライフラインの復旧を待ちましょう!!

帰りは、おっちゃんに教えてもらった、グリーンロードを通った。距離的にはかなり長いけど、空港を通って菊陽に抜ける。途中にアスペクタがあるドライブロード。晴れた日は最高。でもくねくねがひどく、車に酔う人は要注意ね。この道はそれほど被害はない様。阿蘇は広い。

山を越えても、通行止めはあって、西原村役場のまえを通ることになった。

役場の周辺は、自衛隊、日赤、ボランティアの人でごった返していた。まだまだボランティアの手が足りない。避難所にいる高齢者の方は自宅を片付けられないまま過ごしている。そんな気分にならないのもよくわかるし。長期に渡り、多岐にわたりボランティアが必要だ。

眠れぬ夜を過ごしているみなさん、今がずっと続くわけではないです。

負けんばい!熊本

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熊本地震から2週間目

4月14日(木)21時26分、居酒屋で飲んでいた我々職場の同僚は、ひどい揺れを感じたと共に、まるで消防団の如く、支払をすませ、タクシーを呼んでもらい、職場へ駆けつけた。震度4を感じたエレベータが自動停止していただけで、他は、水漏れが一部。ライフラインに影響無しとのことで、深夜に解散となった。

が、翌日の1時25分、再び激震が熊本を襲う。自宅の4階は危険と判断。災害時のリュックを車に積み込み、着替えを持って一軒家の実家へ。かつくんを降ろし、職場へ。既に十名以上のスタッフが集まっていた。みんな凄い。私は揺れが収まるまで、アパートを出られなかったよ^^;

その後の怒涛のような時間。

ラジオしかない災害対策本部。「南阿蘇大橋が崩壊・・・」どこ?南阿蘇大橋って・・・情報が錯綜。あとで、あの阿蘇大橋だと判明。ラジオから、「南阿蘇、立野、河陽、東海大学、河陽・・・ペンション火の鳥・・・」と地名が聴こえてくるたびに、おっちゃんの安否が気遣われた。

南阿蘇村久木野在住の前上司も初回の地震の際は、LINEで「大丈夫」ときたが、本震の後は連絡が途絶えた。

後は、震源地となった益城町を始め、阿蘇大橋、東海大学付近のアパートの崩壊・崩落現場がテレビで映し出された。

あれから2週間が過ぎた。

あっという間に人間が造ったものを破壊してくれた。

生きているだけでよしとして、復興を待つしかない。

小学校の子供たちが気になる。被災しなかった土地に親戚がいて、そこに仮住まいできるなら良いけど、避難所から通える学校なんてないのでは?あちこちの避難所近くに、寺子屋を作るしかないのではないだろうか。

早く、避難生活が元の暮らしに戻りますように。

商売で食べていた人達が、元の収入に戻りますように。

震災にあって思う。「今」が永遠に続くことは絶対に無い。

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雪が積もった!

1月25日月曜日、九州北部では稀に見る積雪があり。多くの人が出勤難民となり遅刻続出。水道管の破裂で、断水が何万世帯にも及ぶことに。自衛隊の給水車に列ができた、と隣市のニュースは伝えた。


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2016年も、頑張るぞと!

2015に、やり残したことはたくさんあるのですが、良いのです、今年の目標にすれば

みなさま、今年も頑張っていきましょう!!

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両親へプレゼント

ヒーリング人形うたこちゃんと、まあくん。

今は子供騙しのこういう人形も、いずれ、人型ロボットに取って代わり、ロボットが掃除をしたり料理を作ったりして、家にいるのが当たり前?な時代になっていくんだろう。

ある意味怖いな。いつか、人は働かなくなる?

  

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博多組忘年会

相変わらずのメンバーで、とても楽しかった!年に二、三回しか会えないけど、みんな元気に飲めるのが一番!

毎回美味しいお店を紹介してくれるしんちゃんに感謝(≧∇≦)

最後に恒例の集合写真。眼鏡率高いなぁ。ノン眼鏡を取り巻く眼鏡みたいになってる。

   
    
 

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クリスマスマーケットIN博多駅

博多は良いね?(≧∇≦)
嵐のコンサートなどの特別な日の民泊も届出ることによって認められ、福岡の住人は活気付いている。市長の一言で即決するのが若者の街らしく素晴らしい。

   
 

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新しい靴を買った

ジョギングシューズなんだけど、普段も履いちゃおうと黒のパンツスーツでもいけるようにアシックスの黒!昨日はかなりの距離を歩いたけど、全然疲れず。これからは、こういうシューズに限るね( ̄▽ ̄)

  

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